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一人暮らしの水道代の平均は?1ヶ月・2ヶ月の相場と節約術

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蛇口から流れる水。一人暮らしの水道代は1ヶ月約2,300円で、使用量の約4割がお風呂。会社は選べず地域差が大きいため使用量を減らす節約が中心と解説する本記事のイメージ。

「一人暮らしの水道代って平均いくら?2ヶ月で5,000円は高い?」――結論から言うと、単身世帯の水道代は1ヶ月あたり約2,150円(総務省「家計調査」2025年で約2,136円)。水道は2ヶ月まとめて請求されることが多いので、請求額が2ヶ月4,000円台なら、1ヶ月あたりでは平均的です。水道代は電気・ガスと違い会社を選べず(自治体の独占)、料金は住む地域で2〜3倍も差があります。だから節約は「使う量を減らす」一択。そして使用量の4割はお風呂なので、どこから手をつければ効くかは決まっています。この記事では、平均額(1ヶ月/2ヶ月)、料金の仕組み、用途別の内訳、効果の出る節約、そして賃貸で気をつけたい「水道代込み・定額制」の落とし穴まで解説します。

目次

一人暮らしの水道代は平均いくら?(1ヶ月・2ヶ月)

単身世帯の水道代は1ヶ月あたり約2,136円(2025年)。水道は2ヶ月ごとの請求が一般的なので、実際に届く請求書は2ヶ月分まとめて約4,300円(=1ヶ月あたり約2,136円の2倍)です。「2ヶ月で5,000円」は1ヶ月あたり約2,500円。平均(月約2,136円)よりやや高めですが、地域差で前後する範囲のことも多いです。

電気・ガスと同様、水道代にも年代差があります。在宅時間が長く使用量の多い高齢単身世帯が平均を押し上げているためで、34歳以下なら月約1,341円が実態に近い目安です。

年代 水道代の目安(月・2025年)
34歳以下 約1,341円
35〜59歳 約2,110円
単身・全年代 約2,136円
総務省「家計調査」2025年(単身世帯・上下水道)。若い一人暮らしが「自分の水道代は平均より低い」と感じるのはこのためです。全年代平均と比べて不安になる必要はありません。
区分 水道代の目安
1ヶ月あたり(平均・2025年) 約2,136円
2ヶ月請求(一般的) 約4,300円
使用量の目安は月8㎥程度(2ヶ月で16㎥程度)。請求書の使用量が2ヶ月で20㎥を大きく超えるなら、使いすぎか漏水を確認しましょう。

水道代の仕組み|基本料金+従量+下水道、そして地域差

水道料金は上水道(基本料金+使った分の従量料金)+下水道料金の合計です。請求は「水道(上水)」と「下水道」が合算されており、下水道料金も上乗せされ、地域や使用量によっては上水に近い金額になるため、上水だけで考えると見誤ります。基本料金は水道メーターの口径で決まります。

メーター口径 基本料金の目安(月) 主な対象
13mm 約860円 一人暮らしの賃貸で多い
20mm 約1,170円 ファミリー向け・一部単身
25mm さらに高い 戸建てなど
基本料金は自治体で大きく異なります(上表は東京都水道局の例・税込目安)。自分の自治体の料金は水道局サイトで確認できます。

一人暮らしの水使用量は月約8㎥が目安です。使用量が少ないほど基本料金の比率が高くなるため、「使った分」を減らしても下げ幅が小さいのが水道の特徴。これが「節約の優先度は電気・ガスより後」と言われる理由です。

そして水道で最も大きな特徴が地域差。水道は自治体(または委託先)が運営する独占事業のため、電気・ガスのように会社を乗り換えられません。料金は自治体ごとに設定され、最も高い地域と安い地域で2〜3倍の差があります。水源の遠さや人口・設備の更新事情で決まるため、同じ使い方でも住む街で金額が変わります。つまり「引っ越したら水道代が変わった」は普通に起こります。

何にいちばん使っている?用途別の内訳

節約は「使用量の多いところ」から手をつけるのが鉄則。家庭で使う水の内訳は次のとおりです。

用途 使用量の割合
お風呂(シャワー含む) 約43%
トイレ 約20%
洗濯 約16%
炊事 約15%
洗面・その他 約6%
出典:東京都水道局「一般家庭水使用目的別実態調査」(令和3年度)。お風呂が最大という傾向は各種調査で一貫しています。

お風呂とトイレで6割以上。だからシャワーの使い方とトイレの流し方を見直すのが、いちばん効率的だと分かります。なお毎日湯船にためると水道代だけで月約1,500〜1,800円(浴槽1回・約200Lで50〜60円程度)。お湯はガス代も別にかかるので、シャワー中心にすると水道・ガスの両方が下がります。

一人暮らしの水道代の節約(効果の出る順)

  • シャワー時間を短く・止めこまめに:水使用の最大はお風呂。流しっぱなしを減らすだけで効きます。
  • 節水シャワーヘッドに替える:お湯も減るのでガス代にも効く一石二鳥。
  • トイレは大小レバーを使い分ける:トイレは使用量2位。タンクにペットボトルを入れる方法は故障リスクがあるため避け、レバーの使い分けが安全です。
  • 洗濯はまとめて・残り湯を活用:回数を減らし、お風呂の残り湯を洗濯に使う。
  • 蛇口はこまめに止める:歯みがき・食器洗いの流しっぱなしをやめる。
  • 支払い方法を見直す:自治体によっては水道代をクレジットカード払いや口座振替にでき、ポイントや口座振替割引が使えることも(自治体で対応差が大きいので要確認)。

節水グッズと具体的な効果

「使った分」を減らす王道はお風呂・シャワーです。グッズや習慣の効果の目安は次のとおりです。

対策 効果の目安
節水シャワーヘッド 水量を30〜50%カット。お湯も減りガス代にも効く
シャワー時間を1分短縮 1回あたり約10〜12Lの節約
トイレの大小レバー使い分け 1回あたり数Lの差。回数が多いほど効く
お風呂の残り湯で洗濯 1回あたり約50〜100Lを再利用
食器のため洗い(流しっぱなしをやめる) 都度数L〜十数Lの節約

金額の目安をつかんでおくと過度な期待を避けられます。上下水道を合わせた単価は1㎥あたり250〜400円程度の地域が多く、使う量を月1㎥(約1,000L)減らせても下がるのは数百円規模です。とはいえ、水道は基本料金の比率が高いので、劇的には下がりません。「無理なく続く範囲」で十分です。また、本気で光熱費を下げたいなら、まず電気代ガス代から手をつけるのが効率的です。

【注意】賃貸の「水道代込み・定額制」の落とし穴

賃貸では、水道代が家賃に込みだったり、使用量に関係なく毎月定額の物件があります。この場合、どれだけ節約しても支払いは変わりません。逆に、ほとんど水を使わない月でも定額を払うので割高に感じることも。契約前に「水道は従量制か定額制か」を確認し、定額制なら節水より他の光熱費(電気・ガス)に力を入れるほうが合理的です。自分の契約がどちらかは、賃貸借契約書か管理会社で確認できます。

急に水道代が上がったら「漏水」を疑う

使い方を変えていないのに水道代が急に跳ね上がったら、トイレや蛇口の漏水を疑いましょう。特にトイレは、タンク内部品の劣化で少量の水が流れ続けることがあり、気づかないうちに使用量が大きく増えます。チェック方法は簡単で、家中の水を止めた状態で水道メーターのパイロット(銀色の小さな回転部)が回っていないかを見るだけ。回っていればどこかで漏れています。賃貸なら管理会社へ、持ち家なら水道局指定の業者へ連絡を。早く気づくほど被害(と請求)を抑えられます。

なぜ2ヶ月に1回の請求?引っ越し時の精算

水道は2ヶ月に1度の検針・請求が一般的です。電気・ガスが毎月なのに対し、検針コストを抑えるため2ヶ月ごとにまとめている自治体が多いからです。だから「今月は水道の請求が来ない」のは普通のこと。家計簿では2ヶ月分を2で割って月割りで見ると、電気・ガスと比べやすくなります。

引っ越しのときは、旧居で使用中止(閉栓)、新居で使用開始(開栓)の手続きが必要です。多くは自治体の水道局へ電話かWebで連絡すれば済み、立ち会い不要のことが大半。退去月は日割りで精算されます。手続きを忘れると基本料金を払い続けることになるので、引っ越し日が決まったら早めに連絡しましょう。

下水道がない地域(浄化槽)の場合

地域によっては公共下水道がなく、各戸の浄化槽で汚水を処理します。この場合、請求は上水道のみになり下水道料金はかかりませんが、賃貸では浄化槽の維持管理費が別途(家賃や共益費に含む形などで)必要なことがあります。請求書に「下水道」が無いときは、この浄化槽地域の可能性があります。気になる場合は管理会社に確認しましょう。

よくある質問(FAQ)

一人暮らしで水道代2ヶ月5,000円は高い?
2ヶ月5,000円は1ヶ月あたり約2,500円で、平均(月約2,136円)よりやや高めです。ただし地域差が大きく、自治体によっては平均的な範囲。一人暮らしの使用量は月8㎥程度(2ヶ月で16㎥程度)が目安で、これを大きく超えるなら使いすぎか漏水を疑い、まず使用量と地域料金を確認しましょう。
水道代は会社を変えて安くできる?
できません。水道は自治体の独占事業のため乗り換え不可です。節約は使用量を減らす方法のみです。まずシャワー時間の短縮など給湯まわりを見直しましょう。ただし効果の規模は月数百円程度なので、光熱費を大きく下げたいなら電気・ガスを先に見直すほうが効率的です。
いちばん効く節約は?
お風呂・シャワーです。家庭の水使用の約43%を占めるため、シャワー時間の短縮と節水シャワーヘッドが最も効きます。ただし水道は基本料金の比率が高く、使用量を減らしても月数百円程度の節約にとどまります。大きく減らしたいなら電気・ガスから先に手をつけましょう。
節約しても水道代が変わらないのはなぜ?
賃貸の「定額制・家賃込み」の可能性があります。その場合は使用量と無関係なので、契約内容を確認しましょう。

まとめ:水道は「量」を減らす、まずお風呂から

一人暮らしの水道代は1ヶ月あたり約2,136円(2025年)、2ヶ月請求なら約4,300円が目安です。会社を選べず地域差が大きいので、節約は使用量を減らす一択。使用量の4割を占めるお風呂・シャワーから手をつけるのが最短です。ただし賃貸の定額制では節水が効かないので、まず契約を確認しましょう。なお、急に高くなったときは漏水を疑い、メーターのパイロットで確認するのが先決です。水道は自治体ごとに料金が大きく違うので、引っ越しの際は新居エリアの水道料金もあわせて確認しておくと、入居後の「思ったより高い」を防げます。

水道は光熱費の一部。電気・ガスも含めた全体像と節約の優先順位は、こちらの記事も参考になります。

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出典・データについて

  • 水道代の平均(単身世帯 1ヶ月 約2,136円):総務省「家計調査」2025年(上下水道料)。
    出典:総務省統計局 家計調査e-Stat 単身世帯(用途分類)
  • 用途別の使用割合(お風呂43%ほか):東京都水道局「一般家庭水使用目的別実態調査」(令和3年度)。
    出典:東京都水道局 水の上手な使い方
  • 口径別の基本料金は東京都水道局の例。料金は自治体で大きく異なるため、自分の自治体の水道局サイトでご確認ください。金額は使用量・自治体・契約・年度で変動するため目安です。

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この記事を書いた人

一人暮らしナビ編集部は、一人暮らしのすべての悩みに向き合う情報チームです。始めたばかりの不安も、何年も経ってからの「もっとうまくやりたい」も、ライフステージを問わずあなたの疑問に答えます。確かな情報を、読んですぐ使える形でお届けすることを大切にしています。

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